いま、太陽などの自然エネルギーを
建築の中にうまく生かしていく考え方が
あらためて注目されています
寒い冬の日、石油ストーブで暖を採るのではなく
降り注ぐ太陽からの熱を利用する
暑い夏の日、エアコンを使って冷気をつくるのではなく
緑で日差しを遮りながら、自然の風を家の中に取り込む
こんなふうに、もともと自然が持っている力を活用して
心地よい暮らしの場をつくろうというのが
OMソーラーの考え方です
人間には本来、体温を調節したり、衣服を脱ぎ着したり
太陽や木や土や風や雨など
身近にあるものを使って心地よく暮らしたりと
環境に適応する能力が備わっています
冬は冬らしく、夏は夏らしく
自然が持つ力を理解して上手に使い
足りないときだけ機械の力を借りながら
そこそこ快適に暮らす
私たちは、そんなあり方を大切にしたいと考えています

OMソーラーは、太陽の「光」でなく「熱」を使って暖房や給湯に使います。
なぜ、「熱」を使うのか?
それは、「熱」で済む用途には「熱」を使うのが一番単純で無駄がないからです。
暖房なら、寒い冬でも20℃もあれば十分快適のはず。そして、屋根にはたくさんの太陽熱が降り注いでいます。
その熱を使わずに、わざわざ石油を燃やしてつくる電気を使って暖房するのはもったいない。
電気のような高度なエネルギーは、電気にしかできない「照明」や「動力」に使い、低レベルな「熱」で済む用途には太陽の「熱」を使いたい。
だから、OMソーラーは、暖房や給湯に太陽の「熱」を使うのです。
これにはいくつか理由があります。
まず、空気なら液体と違って万が一漏れても安全です。そして寒い地方で凍ってしまう心配もありません。
また、空気を床下にまわして温めるOMソーラーは、「温かい空気が上昇する」という性質と相性が良いしくみです。
天井近くから温風を出す場合は強制的に床面近くへ空気を送らないと足元が冷えてしまいますが、OMソーラーは床吹き出し口から空気がゆっくりと流れ出ます。

そして何より重要なのは、空気そのものを温めて取り込むので、暖房しながら換気ができるということです。
冬に窓を開けて換気すると、せっかく温めた部屋に冷気が入ってしまいますが、OMソーラーでは「暖房」と「換気」という相反することを同時に実現します。
だから、OMソーラーは太陽の熱を「空気」に伝えて利用するのです。
熱エネルギーには、「蓄えることができる」という特徴があります。
OMソーラーはこの特徴を活かして、昼のあいだ太陽の熱を床下の基礎コンクリートに貯めておきます。
コンクリートはいったん温まると冷めにくい性質を持っており、言ってみれば「熱の貯金箱」です。この、貯めた熱を、時間差で少しずつ使うのです。
冬、特に暖かさが欲しいのは太陽が沈んだ夕方から明け方にかけての時間帯です。OMソーラーでは、集めた熱のほとんどをいったん床下のコンクリートに蓄えます。
その熱が、夕方、外の気温が下がってくる頃から翌朝にかけてゆっくりと放熱するため、室温が急激に変わることがありません。
こんなふうに一日の室温変化を緩やかにできるのがOMソーラーのいいところ。
OMソーラーは「温度をいかに上げるか」ではなく、「温度低下の速度をいかに緩やかにするか、変動幅を少なくするか」という「なだらか曲線」の特長をもっています。

これは建物の建築条件による室温変動の模式図です。断熱・気密のよい木造住宅(左)と、そこに「蓄熱」をプラスした場合(右)。熱を貯めると、室温変化が緩やかになることがわかります。

もっと詳しいOMソーラーの情報が知りたい方は
OMソーラーホームページをご覧ください
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